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pipsとは?1pipは何円か。会社で定義が10倍違う点に注意

|お金の学び場 編集部

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ひとことで言うとpips(ピップス)とは、為替レートの値動きの幅やスプレッドを、通貨ペアをまたいで同じ物差しで表すための単位です。米ドル/円など円がからむ通貨ペアでは「1pip=1銭(0.01円)」とする会社が一般的ですが、「1pip=0.1銭」と定義する会社もあります。

目盛りの細かさが違う2本の定規を並べたイラスト

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pipsは「値動きの幅」を測る物差し

「今日は20pips取れた」「スプレッド0.2pips」。FXの解説やSNSでは、値動きの幅をpips(ピップス)で表す場面がよくあります。米ドル/円なら、ふつうは1pip=1銭です。銭は1円の100分の1(0.01円)なので、20pipsは20銭=0.2円の動きです。

語源は「percentage in point」の頭文字をとった「pip」で、その複数形がpipsです。米ドル/円、ユーロ/米ドルのように、通貨ペアごとにレートの桁が違っても、pipsにそろえれば同じ物差しで値動きを比べられます。

みんなのFXの解説では、定義を次のように説明しています。

  • 円がからむ通貨ペア(米ドル/円・ユーロ/円など):0.01円(1銭)=1pip
  • 米ドルストレートの通貨ペア(ユーロ/米ドルなど):0.0001ドル(0.01セント)=1pip

たとえば米ドル/円が150.20円から150.40円に動いたら、0.20円=20銭で、20pipsの値動きです。

会社によって1pipの大きさが違う

ここで注意したいのが、pipsの定義が会社によって違うことです。

外為どっとコムは、円がからむ通貨ペアについて「1pips=0.001円(0.1銭)」と定義しています。ユーロ/米ドルなどのドルストレートは「1pips=0.00001ドル」です。みんなのFXの定義と比べると、1pipの大きさが10分の1です。

すると、同じ「10pips」でも意味が変わります。

  • 1pip=1銭の会社:10pips=10銭。1万通貨で1,000円の損益
  • 1pip=0.1銭の会社:10pips=1銭。1万通貨で100円の損益

ブログやSNSで「今日は30pips取れた」といった話を見たときも、どちらの定義か分からなければ、金額は10倍ずれる可能性があります。自分が使う会社の定義を最初に確認しておくと、数字に振り回されずに済みます。

図1 同じ「10pips」でも、1pipの大きさが違えば値幅は10倍違う(イラスト)
図1 同じ「10pips」でも、1pipの大きさが違えば値幅は10倍違う(イラスト)

損益は「pips × 取引数量」で計算する

pipsを使った損益の計算は、次の式で求めます。

損益 = 値動きの幅(pips を円に直した値)× 取引数量

1pip=1銭(0.01円)として、米ドル/円で50pips(50銭)の値上がりを考えると、次のようになります(計算例)。

  • 1,000通貨:0.5円×1,000=500円
  • 1万通貨:0.5円×1万=5,000円

値動きが逆なら、同じ金額の損失です。

1pipの価値は取引数量で変わる

同じ1pip(1銭)でも、何通貨取引しているかで金額は変わります。

  • 1,000通貨:10円
  • 1万通貨:100円
  • 10万通貨:1,000円

最初は小さな数量で取引すると、1pipあたりの損益が小さく、値動きに慣れる練習がしやすくなります。比較している7社は、どれも米ドル/円を1,000通貨で取引でき、1pipは10円です。

図2 同じ値動きでも、取引数量が大きいほど損益の金額は大きい(イラスト)
図2 同じ値動きでも、取引数量が大きいほど損益の金額は大きい(イラスト)

スプレッドもpipsで書かれる

スプレッドの表でもpipsが使われます。みんなのFXのスプレッドの表は、米ドル/円などの円の通貨ペアは「銭」、ユーロ/米ドルなどは「pips」で書かれています(ユーロ/米ドルは0.3pips)。同社の解説では、米ドル/円の0.2銭を「0.2 pips(0.2銭)」とも書いています。

会社ごとにスプレッドを比べるときは、「銭」と「pips」のどちらで書かれているか、pipsならどの定義かをそろえてから並べるのが確実です。

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1JFX0.2銭1,000通貨公式
2みんなのFX0.2銭※1,000通貨公式
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2026年11月2日時点・各社公表値(会社ごとの基準日は会社別ページ)。※は注記あり(LIGHTペア・手数料など。比較ページの注記)。順位は公開している配点で採点。全社の比較を見る

よくある質問

Q米ドル/円で「10pips動いた」とは何円の動きですか?
A1pip=1銭と定義している会社なら10銭(0.1円)、1pip=0.1銭の会社なら1銭(0.01円)の動きです。同じ「10pips」でも10倍違うので、使っている会社や記事の定義を確かめてください。比較ページでは、スプレッドを「銭」にそろえて並べています。
Qユーロ/米ドルのような円を含まない通貨ペアでは?
AみんなのFXの解説では、ユーロ/ドルなど米ドルストレートの通貨ペアは1pip=0.0001ドル(0.01セント)です。一方、外為どっとコムは0.00001ドルを1pipとしていて、ここでも定義が10倍違います。
Qpipsで損益を考えると何がよいのですか?
A取引数量が違っても、値動きの幅だけを比べられることです。1,000通貨でも1万通貨でも「何pips取れたか」は同じ尺度で表せるので、自分の取引の振り返りに使えます。損益の金額は、pips×取引数量で計算します。

出典

この記事を書いた人

お金の学び場 編集部

エムシージェイ株式会社が運営する「お金の学び場」の編集部。統計の発表元・各社の公式サイトなど一次情報から数字を取り、出典と確認日を記事に書く方針で編集しています。

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