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スワップポイントとは?日米の金利差でもらえる・払う仕組みを図解

|お金の学び場 編集部

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ひとことで言うとスワップポイントとは、金利の違う2つの通貨を売買してポジションを持ち続けたときに発生する、金利差に相当するお金です。金利の高い通貨を買って持てば日々受け取れ、反対に金利の高い通貨を売って持つと日々支払いになります。

高さの違う2つの硬貨の塔のあいだを、小さな硬貨が流れていくイラスト

FX口座を比べるなら:比較ランキング(評価方法を公開)/目的別おすすめ

金利の差が「日々の受け払い」になる

米ドル/円を「買う」とき、実際には円を売って米ドルを買っています。FXの取引は、いつも2つの通貨の売り買いがセットです。

通貨にはそれぞれ金利があります。金利の低い通貨(円)を売って金利の高い通貨(米ドル)を買って持ち続けると、その金利差に相当するお金を受け取れます。これがスワップポイントです。逆に、円より金利の高い通貨を売って持ち続けると、日々支払う側になります。

図1 金利の高い通貨を買うと受け取り、売ると支払いになる(イラスト)
図1 金利の高い通貨を買うと受け取り、売ると支払いになる(イラスト)

米国と日本の金利差はいまどれくらいか

米ドル/円のスワップポイントの大きさを左右するのは、米国と日本の金利の差です。両国の中央銀行が決めている政策金利は、次のとおりです。

  • 米国:フェデラルファンド金利の誘導目標 3.75〜4.00%(2026年9月17日に0.25%引き上げ。FRBの公表)
  • 日本:無担保コールレート(オーバーナイト物)1.25%程度(2026年10月30日の金融政策決定会合で決定。日本銀行の公表)

差はおよそ2.5〜2.75%です。米ドルの金利のほうが高いので、米ドル/円を「買って」持つと受け取り、「売って」持つと支払いになります。

金融政策の会合で金利が変われば、この差も変わります。FOMCや日銀会合の結果が為替のニュースになるのは、金利差がスワップポイントや為替そのものに効いてくるからです。

1万通貨でいくらになるか(金利差からの目安)

政策金利の差だけを使って、理屈の上の目安を計算してみます。

  • 1ドル=150円で1万通貨=150万円分(レートは計算のための仮の値)
  • 金利差を2.5%とする
  • 150万円 × 2.5% ÷ 365日 = 1日あたり約103円、30日で約3,100円

ただし、これはあくまで政策金利の差から出した目安です。実際のスワップポイントは、各社が市場の金利などをもとに決めていて、日によって変わります。比較している7社が10月27日〜11月2日に公表した米ドル/円・買いの1日分(1万通貨)は、次のとおりでした。

  • 115円:みんなのFX
  • 116円:ヒロセ通商・FXTF・LIGHT FX・DMM FX
  • 119円:JFX
  • 122円:セントラル短資FX

目安の約103円より少し大きく、会社ごとの差は1日で最大7円です。

受け取れる日数と、変わるタイミング

スワップポイントは、ポジションを持ったまま各社が決めた時刻をまたぐと発生します。土日や祝日の分がまとめて付く日があり、ある平日に3日分が付く、といったことが起きます。ヒロセ通商の場合は、水曜日の営業終了時に、土日分を含めた3日分が付きます(米ドル/カナダドルなど一部の通貨ペアは木曜日)。

図2 休日の分がまとめて付く日がある(イラスト)
図2 休日の分がまとめて付く日がある(イラスト)

スワップだけを見て判断しない

スワップポイントは、持っているだけで毎日積み上がるのが魅力です。ただ、為替レートそのものの動きと比べると、金額の大きさがまったく違います。

1万通貨を持っていて、為替が1円円高に動くと、評価損は1万円です。上の目安(1日約103円)で割ると、約97日、およそ3か月分のスワップに当たります。スワップで受け取った金額は、為替の値動きで簡単に上回られることがある、ということです。

また、スワップポイント狙いでポジションを長く持つときほど、ロスカットまでの余裕が大事になります。入金を多めにして実際のレバレッジを低くしておくと、日々の値動きでロスカットになる心配を減らせます。

もっと詳しくロスカットとは?発動する水準と、何円動くと決済されるかを計算

スワップポイントの金額は会社によって違うため、長く持つつもりなら口座選びで差が出ます。当サイトの比較ページでは、米ドル/円の買いのスワップポイントを基準日つきで採点に入れています。

もっと詳しくFX口座比較ランキング(評価方法を公開)

PRFX口座 比較(スプレッドは通常の米ドル/円)
順位口座スプレッド最小単位
1JFX0.2銭1,000通貨公式
2みんなのFX0.2銭※1,000通貨公式
3ヒロセ通商0.2銭1,000通貨公式

2026年11月2日時点・各社公表値(会社ごとの基準日は会社別ページ)。※は注記あり(LIGHTペア・手数料など。比較ページの注記)。順位は公開している配点で採点。全社の比較を見る

よくある質問

Qスワップポイントは毎日同じ金額ですか?
Aいいえ。金利の動きで日々変わり、会社ごとにも金額が違います。比較している7社の米ドル/円・買い(1万通貨・1日分)は、各社が10月27日〜11月2日に公表した値で115円〜122円でした。実際の金額は各社のスワップポイントの一覧(カレンダー)で日ごとに確認できます。
Q円を売って外貨を買えば、必ずスワップがもらえますか?
A買った通貨の金利が円より高いときに受け取りになります。金利の差が縮んだり逆転したりすれば、受け取りが減ったり支払いになったりします。米ドル/円の買いで受け取れるのは、いま米国の金利が日本より高いからです。
Qスワップポイントはいつ口座に入りますか?
Aポジションを持ったまま、各社が決めた時刻をまたぐと発生します。ヒロセ通商は、営業日の終了時点で決済していないポジションに1日分を付け、水曜日の営業終了時には土日分を含めた3日分を付けると定めています。何曜日に何日分付くかは会社ごとのカレンダーで確認できます。

出典

この記事を書いた人

お金の学び場 編集部

エムシージェイ株式会社が運営する「お金の学び場」の編集部。統計の発表元・各社の公式サイトなど一次情報から数字を取り、出典と確認日を記事に書く方針で編集しています。

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