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FX口座を比較

FXは少額でできる?1,000通貨・1万円から始める方法と注意点

|お金の学び場 編集部

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ひとことで言うとFXは少額でも始められます。比較している7社は、どれも米ドル/円を1,000通貨で取引でき(DMM FXは別の商品の「米ドル/円ミニ」で)、1ドル=150円なら1,000通貨に必要な証拠金は6,000円です。ただし入金が1万円だと、ロスカットまでの余裕は約4〜7円の値動きしかありません。少額で始めるときは「いくら入れて、何通貨を取引するか」の組み合わせが大事です。

小さな硬貨の山と大きな硬貨の山の横に、小さな箱と大きな箱が並んでいるイラスト

FX口座を比べるなら:比較ランキング(評価方法を公開)/目的別おすすめ

必要な証拠金は、1,000通貨なら6,000円

15万円分のドルを買うのに、手元に要るのは6,000円。FXの少額取引は、この計算から始まります。FXの取引量は「通貨」で数え、米ドル/円の1,000通貨は1,000ドル分、1万通貨は1万ドル分です。1ドル150円なら1,000通貨は15万円分ですが、その全額を用意しなくても取引できます。個人の取引で預けなければならない証拠金は、法令(金融商品取引業等に関する内閣府令 第117条)で取引額の4%と決まっています。4%を預ければその25倍の金額を取引できる、というのが「レバレッジ25倍」の意味です。

必要証拠金 = 為替レート × 取引数量 × 4%

1ドル=150円として計算すると(計算を分かりやすくするための仮の値)、次のとおりです。

  • 1,000通貨:150円 × 1,000 × 4% = 6,000円
  • 1万通貨:150円 × 1万 × 4% = 6万円

実際のレートで見ると、2026年10月28日の東京市場17時のドル円は157.79円(日本銀行)で、1,000通貨の必要証拠金は約6,312円です。レートが上がるほど、必要な額も少しずつ増えます。

もっと詳しく証拠金とは?必要証拠金と証拠金維持率の計算を図解

1,000通貨で取引できる会社

当サイトの比較ページで取り上げている7社は、いずれも米ドル/円を1,000通貨で取引できます。ただし、DMM FXのように通常の米ドル/円は1万通貨からで、1,000通貨は別の「ミニ」の通貨ペアで扱う会社や、「Lot」の数え方が違う会社があります。

会社 最小の単位 気をつける点
ヒロセ通商 1Lot=1,000通貨 一部の通貨ペアは単位が異なる
みんなのFX 0.1Lot=1,000通貨 1Lotは1万通貨。数量は「0.1」と入れる
JFX 1ロット=1,000通貨 メキシコペソ/円など6つの通貨ペアは1万通貨単位
FXTF 0.1ロット=1,000通貨 1ロットは1万通貨
LIGHT FX 0.1Lot=1,000通貨 一部の通貨ペアのみ1万通貨から
DMM FX 1,000通貨(ミニ通貨ペア) 1,000通貨で取引できるのは米ドル/円ミニなど4つのミニ通貨ペア。通常の通貨ペアは1万通貨単位
セントラル短資FX 1,000通貨 ハンガリーフォリント/円は1万通貨単位

もっと詳しくロットとは?1ロットは1万通貨か1,000通貨か。会社で10倍違う単位を確認

1,000通貨だと、損益はいくら動くか

損益の大きさは、取引数量で決まります。米ドル/円を1,000通貨持っているとき、為替の動きと損益の関係は次のとおりです。

  • 1円動くと → 1,000円
  • 10銭(0.1円)動くと → 100円
  • 1銭(0.01円)動くと → 10円

1万通貨なら、すべて10倍になります。

取引のコストであるスプレッドも、数量に比例します。米ドル/円のスプレッドが0.2銭(0.002円。原則固定・例外あり)の会社で1,000通貨を取引すると、コストは2円です。

では、実際の値動きはどれくらいか。日本銀行が公表している東京市場17時のドル円は、2026年7月30日の163.74円から、7月31日に160.21円(前日比3.53円の円高)、8月3日に156.77円へ動きました。2営業日で6.97円です。米ドル/円を1,000通貨買っていたら、この2日間の評価損は約6,970円になります。反対に円安に動いていれば、同じ金額の評価益です。1日で3円以上動く日があることは、少額で始めるときにも頭に入れておきます。損失の大きさは、あらかじめ損切りの注文(逆指値注文)を置いておけば、自分で決めた値段の近くで止められます。

図1 同じ値動きでも、損益の金額は数量に比例する(イラスト)
図1 同じ値動きでも、損益の金額は数量に比例する(イラスト)

1万円と3万円で、余裕はどれだけ違うか

少額で始めるときに大事なのは、「必要証拠金」ではなく「入れておくお金」です。入金が少ないほど、ロスカット(会社が自動で決済する仕組み)までの余裕が小さくなります。

条件をそろえて計算します(計算例。1ドル=150円は仮の値。スプレッドとスワップは含めない概算です)。

  • 米ドル/円を1,000通貨買う(必要証拠金6,000円)
  • ロスカットの水準は、会社によって証拠金維持率50%〜100%

入金1万円の場合

  • 維持率50%で発動する会社:必要証拠金6,000円の50%=3,000円を口座のお金が下回ると決済。1万円から7,000円減るまで耐えられ、1,000通貨は1円で1,000円動くので、7,000円÷1,000通貨=約7円の値下がりで発動
  • 維持率100%で発動する会社:口座のお金が6,000円(必要証拠金の100%)を下回ると決済。4,000円の損失、4,000円÷1,000通貨=約4円の値下がりで発動

入金3万円の場合

  • 維持率50%:2万7,000円の損失まで、約27円の値下がりで発動
  • 維持率100%:2万4,000円の損失まで、約24円の値下がりで発動

上の7月末〜8月初めの値動き(2営業日で6.97円)に当てはめると、入金1万円では、維持率100%の会社ならロスカットの水準を越え、50%の会社でもぎりぎりの水準です。入金3万円なら、まだ十分に余裕があります。

同じ1,000通貨でも、入金を1万円から3万円に増やすだけで、「耐えられる値動き」は約4〜7円から約24〜27円に広がります。

図2 入金が多いほど、ロスカットの線までの距離が長くなる(イラスト)
図2 入金が多いほど、ロスカットの線までの距離が長くなる(イラスト)

もっと詳しくロスカットとは?発動する水準と、何円動くと決済されるかを計算

少額で始めるときの注意点

数量の入れ間違いに気をつける。 1Lotが1,000通貨の会社(ヒロセ通商・JFX)と、1万通貨の会社(みんなのFX・LIGHT FX・FXTF)があります。1万通貨のつもりで1,000通貨の会社に「10」と入れると、1万通貨の取引になります。逆も同じです。

数量を急に増やさない。 損失が出たあとに数量を増やして取り返そうとすると、口座のお金に対する損益の揺れが一気に大きくなります。数量を変えるときは、入金額との組み合わせで、ロスカットまで何円あるかを計算し直します。

損切りの注文を自分で置いておく。 会社のロスカットより手前の値段に、決済の逆指値注文を置いておけば、損失をその値段の近くで止められます。

もっと詳しく逆指値注文とは?損切りを自動で置く使い方と、値段がずれる理由

キャンペーンの条件を読む。 新規口座向けのキャッシュバックは、条件が数量や入金額で決まります。たとえばセントラル短資FXのデビュープログラムは、口座開設申込日の翌日を含む14日後の営業終了までに1,000通貨以上の新規取引をすると2,000円です。みんなのFXの特典1は、口座開設日から14日後の営業日のマーケットクローズまでに初回入金30万円以上と0.1Lot(1,000通貨)以上の新規取引で1,000円です(どちらもプログラム自体の終了日は公式ページに書かれていません)。少額で始める人に合う条件かどうかは、会社ごとに違います。

小さく始めて、画面に慣れる

1,000通貨なら、1円の値動きで1,000円。必要な証拠金は数千円から。この大きさなら、注文の出し方や決済のしかた、チャートの見方を、本物の取引で覚えられます。入金を多めにしておけば、値動きに慌てずにすみます。

口座開設から最初の注文までの流れは、こちらにまとめています。

もっと詳しくFXのはじめ方|口座開設から最初の注文まで5ステップ。必要なものと日数

もっと詳しくFX口座比較ランキング(評価方法を公開)

PRFX口座 比較(スプレッドは通常の米ドル/円)
順位口座スプレッド最小単位
1JFX0.2銭1,000通貨公式
2みんなのFX0.2銭※1,000通貨公式
3ヒロセ通商0.2銭1,000通貨公式

2026年11月2日時点・各社公表値(会社ごとの基準日は会社別ページ)。※は注記あり(LIGHTペア・手数料など。比較ページの注記)。順位は公開している配点で採点。全社の比較を見る

よくある質問

Q1万円あれば始められますか?
A始められます。1ドル150円なら米ドル/円1,000通貨の必要証拠金は6,000円です。ただし1万円の入金だと、ロスカットまでの余裕は約4〜7円の値動きです。2026年7月31日のように1日で3.53円動く日もあるので、入金を多めにするか、数量を最小にとどめておくと余裕が持てます。
Q1,000通貨でも、まだ大きすぎませんか?
A1,000通貨なら、米ドル/円が1円動いても損益は1,000円、1銭(0.01円)なら10円です。入金を3万円にしておけば、ロスカットまで20円以上の値動きに耐えられる計算で、注文の練習には十分な小ささです。本物のお金を使わずに試したいなら、比較している7社のうち6社が公式サイトでデモ取引を案内しています。
Q少額だとスプレッドの負担は重くなりますか?
Aスプレッドの金額は取引数量に比例します。米ドル/円のスプレッドが0.2銭なら、1万通貨で20円、1,000通貨で2円です。数量が小さいと、コストの金額も小さくなります。各社のスプレッドは比較ページで並べています。

出典

この記事を書いた人

お金の学び場 編集部

エムシージェイ株式会社が運営する「お金の学び場」の編集部。統計の発表元・各社の公式サイトなど一次情報から数字を取り、出典と確認日を記事に書く方針で編集しています。

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